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「ぼく実家に住んでたんですけど、

実家が引っ越すって言う話で、

じゃあひとり暮らししようと思って、
でもただひとりで住むのもつまんないから、
じゃあお店でも始めちゃえばいいやっていう、
何かそんなノリで創めました」

 

営業時間 12:00 - 20:00        

                    

定休日 月曜日 他不定休

 

〒110-0008

東京都台東区池之端2-7-7

 

tel 090-5436-6657

 

※レンタルギャラリーとして使用できます。

 興味ある方、ご連絡お待ちしております。

 

HP http://blog.livedoor.jp/tanakahonya/

古書店&ギャラリー  タナカホンヤ

 

根津駅を出ると、

寺院が並ぶ根津らしい通りに、

タナカホンヤはある。

しかしタナカホンヤの始まりは

根津ではなく、意外な場所だった。

 

「ぼくたまたま旅行に行ってて」

 

沖縄に旅行に行っていたときに、

本が好きな店主の田中さんは、

以前にも訪れたことのある本屋さんに

立ち寄ったそう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その場所は那覇の公設市場。

確かに人通りの多い場所だ。

でも古本屋を貸すのではなく、

場所貸しのため本は自分で用意しないといけない。

その頃、本屋をやっていたわけでもないのに、

一体どうしたのだろうか?

 

「家にあった本をダンボールで送って、

それを並べて売りました」

 

しかも僅か1ヵ月半という短い期間にも関わらず、

地元の新聞にも載り、

本も思った以上に売れたとか、

それで東京に戻って根津で創めたのか、

と誰もが思うかもしれないが、

意外な答えが返って来た。

 

「いや、それをやったところで、

じゃあ古本屋になろうとか、

っていう気持ちも全然なかったですね」

 

それもそのはず。

そもそも本屋になりたいと思ったことはないとか。

だからたまたま旅行先で、

たまたま貸し古本屋を見つけて、

たまたま家に本があったから、

古本屋をやっただけなのだ。

でもじゃあ何でまた古本屋をやろうと

思ったのだろうか?

ノリで始めたとは言え、

根津を選んだ理由を聞いてみると、

本好きならでは答えが返って来た。

 

「もともと散歩するのが好きで、

このエリアは古本屋さんもあったり、

古本市をやったりとか、

町全体で本に関わる仕事の方とか多いので、

あと古い町並みとか、

路地が残ってたりするので、

まぁ単純に好きなエリアだったので、

ここにしました。」

 

つづきます>>

 

music by i need me.

camera/edit/text by esaki nariya 

 

「そこが貸し古本屋っていう企画をやっていて、

一ヶ月間借りれる人を募集していたんです」

 

ただ旅行に行っていただだけなのに、

なんとすぐに交渉して借りることにしたとか。

 

「その場所って、本当に観光地でもあり、

地元の人の買い物する場所でもあるので、

いろんな人が通る道なんですよ。

ここでお店をやるってなかなか出来ないなと思って」

 

 

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